世界の健康診断

元韓国在住マン

2024年10月01日 09:00

健康診断の結果に関する正常な範囲は、国によって少し異なる場合がありますが、基本的には国際的に共通する基準も多いです。
以下に、日本、ベトナム、インドネシアの一般的な正常範囲について説明します。
具体的な数値については、各国の医療機関や健康診断の基準に従うことが大切です。


1. 血圧
日本: 正常血圧は、最高血圧(収縮期血圧)が120 mmHg未満、最低血圧(拡張期血圧)が80 mmHg未満です。
ベトナム: 基本的には日本と同様ですが、地域によっては多少異なることがあります。一般的に、収縮期血圧が120 mmHg未満、拡張期血圧が80 mmHg未満が正常とされます。
インドネシア: 正常血圧の範囲は、収縮期血圧が120 mmHg未満、拡張期血圧が80 mmHg未満です。地域によって微妙な違いがあるかもしれません。

2. 血糖値(空腹時血糖)
日本: 空腹時血糖値は70〜99 mg/dLが正常です。100〜125 mg/dLは前糖尿病、126 mg/dL以上は糖尿病の可能性があります。
ベトナム: 空腹時血糖値の正常範囲は日本と似ており、70〜99 mg/dLが正常とされます。
インドネシア: 同様に、空腹時血糖値は70〜99 mg/dLが正常範囲です。

3. コレステロール
日本: 総コレステロールは200 mg/dL未満、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)は120 mg/dL未満、HDLコレステロール(善玉コレステロール)は40 mg/dL以上が望ましいとされます。
ベトナム: コレステロールの正常範囲は日本とほぼ同じですが、LDLが100 mg/dL未満、HDLが40 mg/dL以上を推奨する場合もあります。
インドネシア: コレステロールの正常範囲も日本とほぼ同じで、LDLが100 mg/dL未満、HDLが40 mg/dL以上が望ましいです。

4. 肝機能(ALT、AST)
日本: ALT(GPT)は男性で10〜40 U/L、女性で10〜35 U/L、AST(GOT)は男性で15〜40 U/L、女性で13〜35 U/Lが正常範囲です。
ベトナム: ALTとASTの正常範囲は日本と似た範囲ですが、病院によっては若干の違いがあるかもしれません。
インドネシア: ALTとASTの正常範囲も日本とほぼ同じで、病院によって多少異なることがあります。

これらの基準は一般的なものであり、個人の健康状態や病歴、医療機関の方針によって異なることがあります。具体的な数値や基準については、受診する医療機関での情報を確認することをお勧めします。

国ごとに、基準値が異なると思っていましたが、実際は同じということがわかりました。
日本を基準に考えると、文化・食生活・環境が全然違く、体格も欧米人は大きく、東南アジア圏の方たちは小柄な人が多そうなイメージがあったので、当然基準値も違うだろうなと思っていたので、健康診断の基準値が同じということには、本当に驚いています。

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